土屋教育文化財団は、重い障害や難病を持つ方の在宅生活を支える「ホームケア土屋」を母体として誕生しました。蓄積された資源を社会に還元し、共助によるより良い未来社会の実現を目指しています。

開催概要
- 主催 : 一般財団法人 土屋教育文化財団
- 目的 : 設立総会、第1回委員会、第1回評議員会
- 開催日 : 2025年10月9日(木)
- 開催場所: グランヴィア岡山(オフライン/オンラインハイブリッド)
- 出席者 : 理事、監事、評議員
設立の趣意
当財団は、重い障害や難病を持つ方の在宅生活を可能にする重度訪問介護の担い手として成長してきた株式会社土屋を母体に誕生しました。土屋がソーシャルビジネスで得た経験と資源を活かし、相互扶助の社会を築く第一歩を踏み出します。
財団設立の背景と理念
株式会社土屋は「ホームケア土屋」を中心に医療・看護・教育・福祉など幅広い分野で支援を行っています。全国47都道府県に拠点を構え、離島やへき地にも介護を届ける体制を築き、日本の福祉を支える企業として発展してきました。
フィランソロピーと日本の共助文化
企業による社会貢献活動は「フィランソロピー(人間愛)」と呼ばれ、20世紀のロックフェラー財団を起点に広がりました。日本では古くから「勧進」「感恩講」「社蔵」など助け合いの文化があり、土屋教育文化財団もその精神を受け継いでいます。
ロゴに込めた想い
ロゴは「土」をモチーフにし、虹の光を受けて花が咲く姿を象徴しています。鉛筆は文化を創る意思を示し、「幸福な未来社会をつくるために」という想いが込められています。
今後のプロジェクト
財団では、ALSなどの難病当事者やヤングケアラー、その家族を対象に奨学金支援を行います。学ぶ機会を失いがちな若者を応援し、文化事業や講演会を通じて共助の輪を広げていきます。
代表理事メッセージ
代表理事の大山景子氏は、交通事故を機に重度訪問介護の世界に入りました。医療や介護の現場で感じた人の温かさから「助け合いの力で社会を変えたい」と志し、財団設立を通じてその思いを未来へつなげています。
まとめ:すべての人に、生きる選択肢を
一般財団法人 土屋教育文化財団は、共助を基盤にすべての人が自分らしく生きる社会を目指します。社会に蓄積された資源を活かし、未来に希望をつなぐ活動を続けていきます。
